私は2004年に初海外でオーストラリアへワーホリに出発しました。
当時の英語力は英検3級レベルで、お世辞にも英語が達者とは言えない程度でした。
ワーホリでケアンズに到着し学校見学の後、語学学校に通いました。
今回の記事では、語学学校を選ぶにあたって大事なことをお話ししています。
語学学校選びで大事なことは?
ワーホリでケアンズに着いてホームステイ先に引っ越しし、一週目に現地の留学エージェントを通して語学学校の見学・手続きをしました。
語学学校は、当時のジオスでした(今はもう名前が変わっているようです)。
この学校に12週間通うことに決めました。
簡単なテストの後、英語のスキル別にクラス分けがあり、なんと私は一番下のエレメンタリークラスからのスタートでした。
この語学学校は、ケアンズの街の中心にあるバス停の目の前で、アクセスがとてもよかったです。
また、ジオスという名前は日本人になじみがあることから、日本人にとても人気がある学校でした。
規模的にも、おそらくケアンズで一番大きい語学学校だったと思います。
しかし、欠点がありました。
英語のレベルが低いクラスという事もあり、クラスのほぼ全員が日本人だったのです。
学校にいる間は英語以外の言語の使用は禁止なのですが、やはり日本人同士だと会話は日本語になってしまいます。
そのため、授業中の強制的に英語を話さないといけない時以外はほぼ日本語を使っていました。
今考えれば、英語を使わず本当にもったいないことをしましたが、そこで一生の友達ができたのも事実です。
実は、ジオス卒業後、別の語学学校でさらに12週間勉強しました。この2つ目の学校では意気込みが違ったのもありますが、英語の伸び方が全然違いました。
私がこの経験から学んだ、語学学校選びの基準は大きく4つあります。
- 日本人の割合
- 国籍の多様性
- 値段
- 先生の質
語学学校選びの基準① 日本人の割合
先ほど説明した通り、日本人ばかりのクラスに入ってしまうと英語を使う機会が減ってしまいます。
語学は練習あるのみなので、出来るだけ英語を使う環境に身を置きましょう。
私は、2つ目の語学学校ではあえて日本人が少ない語学学校を選び、なるべく日本人の割合がが低い学校を選びました。
そうすることで、授業以外でも英語を使う機会が増えました。
日本人同士で英語を話していると、ちょっと文法違ったり、単語が違ったりしても通じてしまうので、あまり英会話の練習になりません。
語学学校選びの基準② 国籍の多様性
ジオスに通っていた時は、上級のクラスに進む程ヨーロッパ系の留学生が多かったです。
2つ目の学校は、クラスのレベルに関係なくヨーロッパの留学生が多かったです。
これは、なぜ大事かというと、もしその学校がある国の留学生ばかりで、クラスにその国の人たちばかりだったとします。
たとえは、韓国人の割合が高い語学学校に入った場合、韓国の人達は英語でなく、韓国語ばかりを話すかもしれません。
そのため、英語で話す機会より、韓国語を聞く機会の方が多くなってしまいます。
その点で、いろんな国籍の人達が集まった学校が理想的です。
また、これは色々な国のアクセントにもなれるためにも大事なことです。
語学学校選びの基準③ 値段
値段は安いにこしたことはないですが、値段よりも上の2つの基準を大切にするべきだと思います。
日本人が多い学校ははっきり言って楽しいしラクです。
しかし、語学をきちんと身に着けたいのであれば日本人以外の人たちともたくさん交流することが大事です。
せっかく海外に来ているのだから日本では出会うことのできない、いろんな国の人たちと交流しましょう。
語学学校選びの基準④ 先生の質
これは、上記の3つに比べると、オプショナル的な基準です。
しかし、先生の質も語学学校選びには大事です。
先生の入れ替わりが激しい学校は、新しい先生や経験の少ない先生が多い傾向があるように思います。
私の最初の学校の最初の先生は、おそらく新任の先生で間違った発音を教えていました。。
反対に、授業料が高くても少人数でやっている学校は先生の入れ替わりが少なく、経験があり、親身になってくれる先生が多いです。
悩みやわからないこともちゃんと聞いてくれて、一緒に考えてくれます。
私の通った2つ目の学校は、ベテランの先生のクラスに入ることができ、どの先生もすごく親身になって教えてくれました。
今でも、卒業式に先生の顔を見た瞬間に泣いてしまったのを覚えています。
まとめ
海外で語学学校を選ぶあたって大事ことは、
- 日本人の割合が低い学校をこと。
- 国籍の多様性が高い学校を選ぶこと。
- 値段で決めずに、自分をなるべく英語環境における学校を選ぶこと。
- 経験のある先生、親身になってくれる先生がいる学校を選ぶこと。
以上、長くなってしまいましたが、語学学校選びの基準について書かせて頂きました。
これから留学を考えている方々の参考になればと思います。
以下の記事では、海外在住13年の私の現在の英語力についてお話ししています。
よろしければ参考にしてください。
それでは。