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ニュージーランドの海外生活で不便な中のラクさ

海外生活不便な中のラクさ

私のオーストラリア・ニュージーランドでの海外生活は14年目です。

どちらも南半球にあり、日本から飛行機で10時間かそれ以上かかる場所にあります。

私は、20代前半に日本を出てオーストラリアに渡りました。

日本での生活は本当に便利で、大抵のものは簡単に手に入ります。

また、日本は食べ物も安くておいしい物が売っています。コンビニの100円ほどのおにぎりでもおいしいです。

オーストラリアやニュージーランドはそれなりに便利ではありますが、日本ほど便利ではありません。

今日の記事は、海外生活エッセイとして、ニュージーランドの海外生活で不便な中のラクさについてお話します。

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海外生活の不便だけどラクなこと

日本の生活はとても便利で快適です。コンビニでも、1000円も払わないで美味しいものが食べれますし、飲み物まで買えちゃいます。

日本にいたら家族はもちろん、友達にも気軽に会えます。

また、居酒屋やレストランでいいだけ飲んで食べても一人1万円も払う事は普通ありません。

そんな便利な生活と離れて約14年。

未だに日本の帰ると、ここぞとばかりに好きな物を好きなだけ食べたり、おいしい日本酒や焼酎を飲みます。

ニュージーランドには日本のように便利なコンビニはありません。

ニュージーランドのコンビニには日本のコンビニのおにぎりのように100円程度で朝食になるような商品は売っていません。

オークランドは日本人の人口が多いので、日本食レストラン・居酒屋、日本人の美容師さんのいる美容室、日本食材屋さん、日本の旅行代理店などがあり、英語が苦手でも生活できるような環境です。

ニュージーランドでも、日本にいるのとあまり変わらないような生活は可能と言えば可能です。

日本人の人達が多く住むオークランドなどの都市で、日本の居酒屋さんに行って、日本のお酒を飲む。

しかし、ニュージーランドは物価が高く、また、日本の食材は日本から輸入されている物が多いのでお手頃とは言えない値段です。

そのため、日本と同じ生活をニュージーランドでしたらお金がかかります。

私の住んでいるハミルトンはオークランドから車で2時間しか離れていないのですが、日本人の人口が少ないので日本のサービスを受けることはあまりできません。

日本人の方が経営する日本食レストラン・居酒屋は少ないですがあります。しかし中には、中国・韓国の方々が経営する日本食レストランもあります。

日本食材は、中国・韓国系の食材屋さんで購入します。

納豆は冷凍で、電子レンジで解凍して食べます。

しかも納豆は3つ入りで300円くらいです。

日本人の美容師さんのいる美容室は今はありません。

そのため、日本人の美容師さんに髪の毛を切ってもらいたいときは、2時間程運転してオークランドへ行かなくてはなりません。

韓国・中国系の美容室はありますが、やはり日本の美容師さん切ってもらった方がいいです。

さっきから、日本日本って言ってるし、

そこまで日本がいいなら日本に戻ってくればいいじゃない。と思いますよね。

一時期、真剣に日本に帰ろうかと考えたことがありました。

日本は便利だし、家族・友達ともすぐ会える。

美味しい物も毎日食べれる。

日本なら、色々な資格の勉強も出来る。

等など、いいことはたくさんあります。

しかし、ニュージーランドの生活は、それはそれで快適なのです。

ニュージーランドでは普通ですが、日本の基準では大きめな家に住めます。

私は、寝室以外に自分の仕事部屋があります。

職場へは車通勤で、家からデスクまで約20分。

職場の上司は親しみやすく、残業もない。

有給もいつでも取ることができる、ストレスの少ない職場で働いています。

ニュージーランドの物価は高く、売っている品物の数は日本よりも少ないのは確かです。

しかし、限られた環境・物の中で生活するのは便利ではないかもしれないですが、ラクです。

たくさんの選択肢がある、選択の自由があるのはいいことかもしれませんが、逆に疲れます。

例えば、これとこれ似てるけどどっちがいいの?とか、こっちの方が値段安いけどなんで?とか、こっちのお店にも似たものが売っているけど、どっちがいい?とか。

選べ自由があるという事は幸せなことです。

しかし、選択肢がありすぎて、たいして違いのない選択に時間を取られるという事はいいことでしょうか?

そう考えると、選択肢が限られているのはそれ程悪いことではないように思います。

限られた選択肢の中で、一番ではないかもしれないけど、それなりにいいものを選らぶ。

それは便利ではないのかもしれないけどラクな生き方なのではないかと思います。

もちろん、ラクだからというわけではないですが、やはりニュージーランドの生活を捨てて便利な日本へに住もうとは思わないです。

以上、海外生活エッセイ、不便な中のラクさについて書きました。

それでは。

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