日本の定年は60歳ですが、ニュージーランドは定年は特にありません。
そのため、60歳を超えても元気に働いている人が多いです。
現在のニュージーランドの年金が受給される年齢は、日本と同様で65歳からです。
しかし、65歳になったからと言ってニュージーランド人であれば自動的に年金が受給されるわけではありません。
ニュージーランドの年金を受給されるには条件を満たしている必要があります。
この条件はニュージーランドへの移民にも適用されます。
つまり、結論から言うと、移民でもニュージーランドで年金を受け取ることができるという事です。
ニュージーランドに移住・永住を計画されているのであれば、年金を受け取れるかどうかかなり大事なポイントです。
年金の有無は、老後へ向けての計画や準備が大幅に異なるので、事前にちゃんと調べておきたいとところです。
今回の記事では、ニュージーランドの年金を受給できる条件についてお話ししたいと思います。
ニュージーランドの年金を受給する条件
以下の条件を満たしていると、ニュージーランドの年金を受給できるます。(条件付き)
- 年齢65歳以上
- ニュージーランド国籍、又は、ニュージーランド永住権保持者
- 年金の申請時において、通常ニュージーランド住まいを置いている
- 20歳になってから、最低10年間ニュージーランドに住んでいる、また、そのうち最低5年間は50歳になってから。(条件)
つまり、移民でも上記の条件を満たせばニュージーランドで年金が受給できるという事です。
ここでポイントなのは、”住んでいる”という点です。そのため、働いているかどうかは関係がないということです。
たとえば、45歳でニュージーランドの永住権を取得、そのまま56歳になるまで10年間住み、年金申請時にニュージーランドに住んでいる場合は年金の受給ができるとという事になります。
年金の受給条件について詳しくは以下のページを参考にしてください。
New Zealand Superannuation (NZ Super) – Work and Income
ニュージーランドも日本と同様で高齢化が進んでいます。
そのため、私がリタイアする頃には年金の受給開始年齢が67歳または70歳まで上がっている可能性が高いです。
もらえる年金の金額は、独身かどうか、扶養家族がいるかどうかなどにより変わります。
また、日本の年金の受給資格や金額にもよります。
受給される金額についてはまた別の記事で説明したいと思います。
以上、移民がニュージーランドで年金を受給できる条件についてお話ししました。
それでは。