ニュージーランドに旅行や留学に来られたらぜひためしてほしいニュージーランドワイン。
レストランで料理と一緒に楽しみたいけども、注文の仕方が難しいと思うかもしれません。
しかし、メニューの見方さえわかればそれほど難しいものではありません。
この記事では、レストランでワインを注文する方法についてお話しいたします。
ちなみに、レストラン以外の場所、パブやバーでも同じように注文することができます。
ニュージーランドのワインの種類、合う食べ物についてはこちらの記事をどうぞ。
ニュージーランドでワインを購入、また飲める場所についての記事はこちらをどうぞ。
ニュージーランドのレストランでワインを注文する方法
先日の記事で、ニュージーランドワインの種類についてお話ししました。
ワインは大きく分けて4種類あります。
- 白ワイン
- 赤ワイン
- ロゼ
- スパークリングワイン
そして、各ワインのタイプからさらに細かくブドウの種類に分かれます。
注文したいワインをワインリストの中から選ぶ必要があります。
ワインリストの見方
ワインリストとは、そのレストランで提供しているワインの一覧です。
レストランによって、ドリンクメニュー(Drink menu)とか、ビバレッジメニュー(Beverage menu)と言われることもあります。
ワインリストの表記はお店によって大幅に違います。
ワインリストがブドウの種類で分かれている場合
通常ワインリストはブドウの種類によって分かれています。
下のメニューは私が作った例で、ソーヴィ二ヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)を例に挙げています。
上記①の ”The Ned”とという部分はワインの名前です。そしてその後に続く、”Marlborough” は産地の名前です。
その横の、”Glass”の下に$11とあります。これはグラス1杯$11という意味です。
そして、”Bottle”の下の値段はボトルでオーダーした場合、1本$47という事です。
通常、ボトル1本はグラス5杯分に相当するので、グラス5杯分($55分)飲む可能性がある場合は、ボトル($47)で注文した方がお得になります。
上記③のワインは、”Glass”の下が空欄になっています、これはこのワインはボトルでのみ注文ができるという意味で、グラス単位では注文できないという意味です。
また、お店によっては人気のあるブドウの種類(ソーヴィ二ヨン・ブランや、シャルドネ等)だけをメニューに別で載せて、それ以外はまとめて載せている場合もあります。
このメニューの場合は、ロゼ、リースリング、ピノ・グリが、”Aromatic”(アロマティック)というカテゴリーにまとめられています。
複数のブドウの酒類のワインがまとめられている場合は、産地の前にブドウの酒類が書かれていることが多いです。
ワインリストが白・赤ワインで分かれている場合
お店によっては、白ワインか赤ワインとしか種類がわかれていない場合もあります。
一概には言えませんが、これはお店がワインにあまり力を注いでないサインでもあるので、ワインの質にはあまり期待しない方がいいかもしれません。
複数のブドウの酒類のワインがまとめられている場合は、産地の前にブドウの酒類が書かれていることが多いです。
お店によってはグラス1杯の量が選べるところもあります。
通常、ワイングラス1杯には150ccが注がれます。
しかし、お店によっては、グラス150ccと、250ccなどを選択できる場合があります。
ワインの注文の仕方
上の説明でワインリストの見方はだいたい掴めたと思います。
次に、実際にワインを注文するときの方法を説明します。
先ほど使ったソーヴィ二ヨン・ブランのメニューを例に使って説明します。
例えば、上記①をグラスで注文したい場合。
“Could I have a glass of the Ned Sauvignon Blanc, please? “と注文します。
”The Ned Sauvignon Blancをグラス1杯頂けますか?”という英語になっています。
つまり、”a glass(グラス1杯)”、”the Ned(ワインの名前)”、”Sauvignon Blan(ブドウの種類)”が英文に入っています。
また、同じものをボトルで注文したい場合。
“Could I have a bottle of the Ned Sauvignon Blanc, please? “と注文します。
”The Ned Sauvignon Blancをボトル1本頂けますか?”という訳になっています。
ボトルで注文した場合は、”How many glasses would you like?”といった具合に、グラスはいくつ必要ですが?と聞かれるので、いくつ必要か伝えます。
ワインの発音の仕方がわからない場合
ブドウの名前はフランス語ですが、ニュージーランドは英語圏です。
そのため、ほどんどのニュージーランド人はフランス語の英語読みで発音しています。
なので、ちょっと発音が違っていても全然気にする必要はありません。
また、ワインの名前の読み方は簡単でないのでニュージーランドの人達も知らないワインの名前は想像で発音しています。つまり適当です。
つまり読み方がわからないのは全然恥ずかしいことではないです。
読み方がわからない場合はメニューを指さして、
“Could I have a glass (a bottle) of this one, please?”と注文します。
”これのグラス(またはボトル)をください”と言えば十分通じます。
ブドウの種類は決まっているがどれがいいかわからない場合
例えば、シャルドネが飲みたいのは決まっているけども、どのワインを頼んでいいかわからない場合。
一番安いのでいい場合は、メニューを指さして頼んでもいいですし、
“Could I get a glass of hosue Chardonnay, please?”と注文します。
“ハウスのシャルドネを1杯ください”という意味です。
ハウスワインと言うのは、お店のそのブドウの種類で一番安いワインという意味で使われます。
辛めのシャルドネがほしい場合。
“Which Chardonnay is dryer?”
甘めのシャルドネがほしい場合。
“Which Chardonnay is sweeter?”
などと聞いて、勧められたものを注文したらいいと思います。
その場合、”Could I have a glass of that, please?”
”それをグラスで1杯ください”という感じです。
しかし、レストランによりウェイター・ウェイトレスの方があまりワインに詳しいない場合もありますので、あまりお勧めが当たらない場合もあります。
ちなみに私は、どれを頼んでいいかわからないときは2番目に安いワインを頼みます。
しかし、いいレストランだとワインにこだわっているので、一番安いワインを頼んでも美味しい物が出てきます。なので、安いからといっておいしくないわけではないです。
ブドウの種類は決まっていなくてどれがいいかわからない場合
出来るだけ事前にどのワインがどの食事に合うかを調べてからレストランで注文されることをおすすめします
しかし、もしもわからない場合、
基本は、シーフード、鶏肉には白ワイン。
赤肉料理には赤ワインが合います。
豚肉は料理にもよりですが、白・赤どちらにも合います。
または、どの白ワインが辛口が、甘口がをお店の人に聞いてもいいと思います。
辛めの白ワインがほしい場合。
“Which white wine is dryer?”
甘めのシャルドネがほしい場合。
“Which white wine is sweeter?”
そして、勧められたものを注文したらいいと思います。
その場合、”Could I have a glass of that, please?”
”じゃあ、それをグラスで1杯ください”という感じです。
もし注文する料理が決まっている場合はお店の人に聞いてもいいかもしれません。
“Which wine would you recommend for this dish?”
”この料理に合うおすすめワインはどれですか?”という具合に料理を指さして聞いていもいいと思います。
通常レストランでは飲み物のオーダーを先に取りに来るので、この場合、注文の時点でどの料理を頼むかを決めておく必要があります。
まとめ
- ワインリストはお店によって表記が異なる。
- ワインリストには通常、ブドウの種類、ワインの名前、産地が書かれている。
- ワインを注文するときはグラスかボトルかを指定する。
- ワイングラス5杯分飲むならボトルで頼んだ方がお得。
- どれを頼んでいいかわからない場合は味の好みを伝えて店員に聞く。
以上、ニュージーランドのレストランでワインを注文する方法をお伝えしました。
<a href=”//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3382690&pid=885065595″ target=”_blank” rel=”nofollow”><img src=”//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3382690&pid=885065595″ border=”0″></a><span id=”mce_marker” data-mce-type=”bookmark” data-mce-fragment=”1″></span>それでは。