ニュージーランドの公認会計士の資格は、現地の就職にとても有利な資格です。
ニュージーランド公認会計士の資格を得るには条件がいくつかあります。
この記事では、ニュージーランド公認会計士になるための条件について説明しています。
このブログで取り上げるNZ公認会計士資格は、Chartered Accountants Australia & New Zealand(CAANZ)が主催するプログラムを通して取得する資格についてお話ししています。
公認会計士資格取得についての情報をまとめて公開した新しいウェブサイトを作成したのでこちらもぜひよろしくお願いします。
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ニュージーランド公認会計士認定プログラム受講 必要条件
以下の記事でお話ししましたが、NZ公認会計士の資格を取得するためには、NZ公認会計士認定プログラムを受講する必要があります。
また、そのプログラムを受講するためには、Provisional Member(暫定メンバー)への登録が必要です。
しかし、その暫定メンバーへの登録するためにも必要な条件があります。
暫定メンバーの登録には、以下のいずれかの資格を保持している必要があります。
- CAANZが認定する、必須課目を全て満たした学士号。
- CAANZが認定していないが、CAANZがオーストラリア、又はニュージーランドの学士号と同等と査定した必須条件を満たした資格。
もし、上記の条件を満たさなくても、職務経験をもとに資格を認定できるコースや、補足でCAANZの提供する基礎コースを受けることで暫定メンバー登録条件を満たすことも可能です。
上記の①の条件を満たしている学士号で、最も適しているのは会計学を専攻できる学士号のコースです。
ファイナンス、経済学、経営学などを専攻した学士号コースでも、CAANZの必須課目さえ受講していれば問題ないと思いますが、必須課目は、ほとんど会計学に関連するものなので、会計学以外の専攻の場合、その専攻の学士修了に向けた単位として認められない場合もあります。
なので、一番確実なのは、ニュージーランドで(又は、オーストラリアで)会計学専攻の学士号コースを受講することです。
ニュージーランドで会計学を専攻する学士号コースを申し込むと、ほぼ確実に、学校がこの課目を取るとCAANZのプログラムを受講する資格を得られますという案内があるはずです。
その案内をもとに教科を受講していけばほぼ間違いはないでしょう。
ちなみに、学士号取得にはフルタイムで勉強して最低でも2年半はかかり、通常は3年コースです。
以上、今日はニュージーランド公認会計士暫定メンバー登録の必要条件についてお話ししました。
他の記事ではニュージーランド公認会計士の資格取得に必要な試験などについて説明しています。以下はそのまとめ記事です。
それでは。