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ニュージーランド公認会計士 必須学科試験と実務経験

ニュージーランド公認会計士の資格を取得するためには、まずニュージーランド公認会計士の暫定メンバーになる必要があります。

しかし、その暫定メンバーになるためには通常、会計学専攻の学士号コースの卒業が必要です。

先日の記事では、ニュージーランド公認会計士の暫定メンバーになるための条件について詳しく説明しました。

ニュージーランド公認会計士の資格を取得するためには、ニュージーランド公認会計士の暫定メンバーになる必要があります。また、その暫定メンバーになるためには通常、会計学専攻の学士号コースの卒業が必要です。

この記事では、ニュージーランド公認会計士の暫定メンバーになった後のニュージーランド公認会計認定プログラムについて説明しています。

このブログで取り上げるNZ公認会計士資格は、Chartered Accountants Australia & New Zealand(CAANZ)が主催するプログラムを通して取得する資格についてお話ししています。

公認会計士資格取得についての情報をまとめて公開した新しいウェブサイトを作成したのでこちらもぜひよろしくお願いします。

下のハイパーリンクかリンクカードをクリックするとウェブサイトに移動します。

ニュージーランド公認会計士資格取得応援ウェブサイト

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NZ公認会計士 必須学科試験

学科の必須課目として、以下の課目の試験に全て合格する必要があります。

5番目のCapstoneは、他の4つの課目に合格して(又は合格見込み)から受けることができます。

  1. Audit and Assurance-監査と保証
  2. Financial Accounting and Reporting-財務会計と報告
  3. Management Accounting and Applied Finance-管理会計と応用ファイナンス
  4. Taxation-タックス
  5. Capstone-キャプストーン

1から4の課目はテクニカルモジュールといい、キャプストーンとは分けられています。

日本語の名前がちゃんと思いつかなかったので、ちょっと中途半端な訳ですが、それぞれの課目の内容については別の記事で説明させて頂きます。

学期構成

上記の課目は、全部で12週間のコースになっています。1年間は3期に分かれていて、1期間で1つの課目を修了できます。

1期間にオファーされているのは2課目(テクニカルモジュール)+キャプストーンです。

1期間に2課目受けることも可能ですが、ほどんどの人が1課目のみ受けます。

それぞれの期の間に、1週間から数週間の休みがあります。

毎期1つずつ受けていくと、2年目の2期目には全学科が修了できるわけです。

テクニカルモジュール 採点構成

キャプストーンは構成が違うので別で説明しますが、テクニカルモジュールは、第3・6・9週の最後にオンラインの多肢選択式小テストがあります。

この小テストは、1つ目が6点、2・3つ目が7点ずつの合計20点に相当し、課目の総合得点に加算されます。小テストの制限時間は60分です。

課目の総合得点は100点満点です。

ちなみに、この小テストは強制ではありません。

そして、12週修了後、最終試験があります。

最終試験の制限時間は3時間15分です。

コース合格には、最終試験で80点満点中、最低でも40点取得、さらに、小テストの得点を含めた総合得点100点満点中、最低50点を取る必要があります。

素晴らしいことに、すべてのテスト・試験は、オープンブックです!

どういうことかというと、電子機器以外の参考書・教科書や自分のノートなどは持ち込み可で、もちろんそれを使って試験に挑むことができます!

でも、だからと言って油断するとひどい目にあいます。

試験に関しては別の記事で、もっと詳しく書いていきたいと思います。

NZ公認会計士 必須実務経験

上記の、必須学科の加え、NZ公認会計士プログラムには、CAANZが承認する実務経験が最低3年間必要となります。

CAANZ承認の実務経験は以下の条件を満たしている必要があります。

この実務経験についても、別の記事に詳しく書きたいと思いますが、実務経験を満たすのはそこまで大変ではありません。基本的に、CAANZが認定した雇用主の下で3年働けば問題なく完了できます。
以上、少し長くなりましたが、CAANZ NZ公認会計士プログラムの概要です。
何か、お不明な点がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

ニュージーランド公認会計士関連のまとめ記事もご参考にしてください。

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それでは、また明日。
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