先日、ニュージーランドの運転免許証で日本で運転するために必要な国際運転免許証(IDP)についてお話ししました。
国際運転免許証(IDP)を取得すれば、最長で12ヵ月間日本で運転することができます。
国際運転免許証で運転できるのは、日本に上陸した日から12ヵ月、または国際運転免許証の有効期間のどちらか短い期間です。
もし日本で12ヵ月以上運転する必要がある場合、日本の運転免許証が必要になります。
そのために、ニュージーランドの運転免許証を日本の運転免許証に書き換えることができます。
日本人の方でニュージーランドに長期滞在していたため日本の運転免許証を更新できず失効してしまった方もいらっしゃると思います。
そのような方などが日本に長期帰国する際などに運転免許証が必要であればニュージーランドの運転免許証を書き換えて日本の運転免許証を取得できるので大変助かります。
今回の記事では、ニュージーランドの運転免許証を日本の運転免許証に書き換える方法について説明します。
NZの運転免許証を日本の運転免許証に書き換える方法
ニュージーランドの運転免許証を所持している人は日本の運転免許証を学課・実技の試験無しに取得することができます。
試験免除で日本の運転免許を申請するには以下の条件を満たしている必要があります。
- 外国免許証を取得した後、その国に通算して3ヶ月以上滞在していたことが証明できること(パスポート等滞在期間を証明する資料が必要)。
- 外国免許証が有効期間内であること。
引用:運転免許 | 外務省
各都道府県の対応している運転免許センターで申請をすることができます。通常住民票登録をしている都道府県で行う事になるかと思います。
申請に必要な物は、申請する方が日本国籍を持っているか、以前に日本の運転免許を所持していたかにより異なります。
日本国籍・日本の運転免許を所持していた場合の必要書類
- 申請書
- 病気の症状等についての質問票
- 申請用写真
- 本籍が記載されている住民票のコピー
- 健康保険の被保険者証、マイナンバーカード、在留カード等
- ニュージーランドの運転免許証
- ニュージーランドの運転免許証の日本語翻訳-※
- パスポートなどNZ運転免許取得後、NZに3ヵ月以上滞在していたことが証明できるもの
- 申請料
※ニュージーランドの運転免許証の日本語訳は以下の機関で発行されたものに限ります。
- 外国行政庁(当該外国運転免許証を発給している行政当局)
- 当該外国の在日大使館、総領事館
- 一般社団法人日本自動車連盟(JAF)
引用:運転免許 | 外務省
申請を行う都道府県により。その他にも必要書類・証明書の提出が必要になる場合があるので、申請予定の運転免許センターに事前にお問い合わせされた方が良いと思います。
また、以前に所持していた日本の運転免許で取り消し処分を受けていた場合、別途講習などを受ける必要があるかもしれないのでこちらも合わせて確認してください。
外国国籍の人の場合の必要書類
- 申請書
- 病気の症状等についての質問票
- 申請用写真
- 外国人用の在留カード
- ニュージーランドの運転免許証
- ニュージーランドの運転免許証の日本語翻訳-※上記の説明を参考にしてください。
- パスポートなどNZ運転免許取得後、NZに3ヵ月以上滞在していたことが証明できるもの-※※
- 申請料
※※ーニュージーランドに3か月以上滞在していたことの証明はニュージーランドにずっと住んでいた場合パスポートで証明することは難しいかと思います。証明するためにどのような書類が必要かは申請予定の免許センターに確認された方がいいと思います。
また、申請を行う都道府県により、その他にも必要書類・証明書の提出が必要になる場合があるので、申請予定の運転免許センターに事前にお問い合わせください。
以上、ニュージーランドの運転免許証を日本の運転免許証に書き換える方法についてお話ししました。
それでは。