ニュージーランドで公認会計士の認定団体、資格取得に必要な条件

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私のプロフィール欄にも書いてありますが、現在私はニュージーランドの公認会計士(以下、NZ公認会計士と略します)の資格取得を目指しています。

ニュージーランド、オーストラリアでは公認会計士を目指している人は就職に便利です。

今回の記事では、ニュージーランドの公認会計士ついて、また資格取得のために必要なことを簡単にお話ししています。

公認会計士資格取得についての情報をまとめて公開した新しいウェブサイトを作成したのでこちらもぜひよろしくお願いします。

下のハイパーリンクかリンクカードをクリックするとウェブサイトに移動します。

ニュージーランド公認会計士資格取得応援ウェブサイト

リンクカード

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NZ公認会計士の認定団体

ニュージーランドで公認会計士は、”Chartered Accountant”(チャータード・アカウンタント)と呼ばれます。

略してCA(シーエー)です。

公認会計士になるには、認定団体を通じて資格を取得する必要があります。

私が公認会計士プログラムを受講している団体は、Chartered Accountants Australia & New Zealand(CAANZ)といいます。

CAANZを通じて公認会計士になった場合は、ニュージーランド、オーストラリア両方で公認会計士として働くことができます。

CAは認定団体によってはCPAとも呼ばれます。

ニュージーランドには、CAANZの他にCPA Australiaを通じても公認会計士になることができます。

資格の取得のために必要なこと

資格の取得のために必要なことを大まかに説明させて頂きます。

NZ公認会計士になるには、5教科の学科の合格と、3年間の認定された機関での実務経験が必要です。

しかし、その前にNZ公認会計士の暫定メンバーになる必要があります。

NZ公認会計士暫定メンバー

NZ公認会計士の暫定メンバーになるためには、会計学専攻の学士号の取得(特定の教科の受講含む)が必要です。

もしくは、補足でCAANZが主催する講義の受講により必須教科をすべて受講する必要があります。

学士の勉強がフルタイムでも早くて2年半はかかるので、NZ公認会計士取得までだいたい5年半はかかる計算になります。

しかし、運よく学士号取得中に実務経験を積む事が出来た人は、最低で4年半くらいでNZ公認会計士の取得可能です。

実務は、学士号を取る前でも必要年数に加算されますが、学科は学士号取得後しか受講することができません。

年数だけ聞くと長いと感じるかもしれませんが、結構あっという間に過ぎていくものです。

私の資格取得状況

私は、学士の勉強は3年ほど前に終え、5教科全ての学科課目を終了して、あと1年程の実務を積めば晴れてNZ公認会計士になれます。

実は、2017年5月に受けた学科教科の試験結果が好成績だったので賞を頂きました。

この賞は、その期に受験した、だいたい700人の中の上位5%に送られる賞ということで、ニュージーランド国内で33人が受賞したそうです。

その中でも私の順位は10位だったとのことです。

この時受けた教科は、Financial Accounting and Reporting という教科で、日本語だと、財務会計にあたります。

同僚からは一番難しい教科だからちゃんと勉強した方がいいと言われていましたが、意外にも、全教科の中で一番いい点数が取れていました。

このように、私のような純日本人でもきちんと勉強すればいい点数が取れるのです。

かかる時間だけ聞くととても長く聞こえて大変そうですが、公認会計士は将来性もあり、初期投資が少なく、後のリターンがとても期待できる資格です。

そして、何よりも大事なのが日本の公認会計士の資格と比べたら難易度はかなり低めです。

もし、キャリアアップを目指しているのなら、公認会計士も1つの選択肢に入れてみたらいかがでしょうか?

まとめ

  • ニュージーランド公認会計士の資格は、CAANZという団体、またはCPA Australia という団体を通じて認定されます。
  • CAANZを通じて、ニュージーランド公認会計士の資格を取る場合は、学科5教科の合格、また、3年間の実務経験が必要です。
  • ニュージーランド公認会計士プログラムを始める前に暫定メンバーになるための条件を満たす必要がある。
  • 会計学学士号のコースの開始から、ニュージーランド公認会計士になるまでは通常最短でも5年半くらいはかかる。

以上、ニュージーランド公認会計士の資格取得についてを大まかにお話ししました。

以下は、ニュージーランド公認会計士についてのまとめ記事です。こちらも参考にしてください。

ニュージーランド公認会計士資格取得の関連記事のまとめ記事です。ニュージーランド公認会計士プログラム費用や私がニュージーランド公認会計士になろうと思った理由についてもお話しています。

それでは。

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