私は「クラブラウンジ」という言葉の響きが大好きです。
なんだか、VIPで豪華な感じがしてワクワクしませんか?
私とパートナーのトニ夫は、2018年9月にニュージーランドからハワイのワイキキへ旅行をしてきたのですが、その時に宿泊先として選んだのもクラブラウンジのあるプリンス ワイキキホテルでした!
プリンス ワイキキホテルのクラブラウンジを利用した感想を一言で表すと「料金は高かったけど、その分便利でリラックスした時間を味わえた」という感じ。
今回の記事では、プリンス ワイキキホテルのクラブラウンジの紹介、利用できるサービスと利用した詳しい感想をたくさんの写真と共にお話しします。
私たちが宿泊したプリンス ワイキキホテルのクラブルームについては以下の記事も参考にしてください。
プリンス ワイキキホテルのクラブラウンジの料金・営業時間
プリンス ワイキキホテルのクラブラウンジは、クラブルームに宿泊しているお客さんは無料で利用できます。
プリンス ワイキキホテルのクラブルームの公式料金は1泊US$825~。(日本円にすると約94,000円)
結構いいお値段がしますが、私が(トニ夫には内緒で)クラブラウンジが使いたいがためにクラブルームを予約しました。
「えー、そんなに高いなら別にラウンジ使わなくていいよ」という方にうれしいお知らせ。
私たちが滞在した時にはなかったサービスですが、現在はクラブルームに宿泊されるお客様以外も利用料金を別途払うことにより、クラブラウンジを利用できるようになりました!
クラブラウンジ利用料金は以下の通りです。
- 1日の利用料金は1部屋2名まで$110/日(税別)
- 3名目以降の追加料金(6才以上)は追加1名につき$50/日(税別)
※5才以下のお子さまは無料
この利用条件の変更を発見した時「せっかく高い料金を払ってクラブルームに泊まったのにっ!」とショックを受けましたが、クラブルームよりも1泊$110以上安いお部屋に泊まれば次回はラウンジをもっとお得に使えるということなので、またハワイに行こうかと目論んでおます。
クラブラウンジの営業時間は毎日午前6時から午後9時までで1日何時間でも何回でも利用が可能。
ラウンジはホテルの5階に位置する屋外プールのすぐ横にあり、出入りするにはお部屋のカードキーが必要です。
クラブラウンジからの景色
ラウンジからはヨットハーバーを一望できます。
ヨットハーバーの向こうにはビーチが見えますね。
上の写真は屋外席の様子です。
屋外席のソファーは座り心地がよくリラックスできるのでおすすめ。
しかし、屋外席は日が当たる場合や気温が高いとかなり暑くなることも。
天候によって調節が必要ですね。
屋内席も用意されており、室内は冷房が効いています。
夕方はラウンジから美しい夕日を眺めながらワインの楽しむなんてことも。
外が暗くなってくるとプールエリアがライトアップされます。
また、マリーナや遠くに見える街の夜景も一望でき昼間とは少し違う雰囲気に。
私たちが遊びに行った9月は、夜の屋外でもそれほど肌寒さは感じませんでした。
クラブラウンジで受けられるサービス
クラブラウンジの無料サービスには以下が含まれます。
- 温かいお食事一品(朝食時、夕食時、夕方のカクテルタイム)
- アルコール類(ビール2種類、赤・白ワイン)
- お飲み物(コーヒー、紅茶、グアバジュース、ウーロン茶など)
- 無料Wi-Fi接続
- プライベートチェックインおよびチェックアウト
- ビジネスセンターサービス
- 日本語コンシェルジュサービス
- フラットスクリーンテレビ
- 無料新聞、雑誌
(出展:プリンスワイキキホテル)
提供される食事の内容は時間帯によって違いますが、アルコール類・飲み物類のサービスは時間を問わず利用可能です。
朝の時間帯に提供される食事
朝食の時間は、午前6時から午前10時頃までです。
この時間に用意されているのは、サラダ・フルーツ・ハム・チーズ・トースト・味噌汁・スパム巻きなど。
飲み物は、ハワイで有名なKONA(コナ)コーヒー・紅茶・緑茶・フルーツジュースなどはもちろん、アルコールも提供されています。
ホテルのフルブレックファーストには程遠いですが、簡単な洋食・和食どちらも用意されています。
私は「ごはん党」なので、ハワイ名物スパム巻きを頂きました。
ごはんは酢飯ではなく、ふりかけが混ざっているごはんが使われています。
写真にように色々な種類のパン・食パンやジャムなども用意されています。
トースターもあるので食パンでトーストを焼くことも可能。
サラダ・ハム・チーズなどもあるので、サンドイッチも作れちゃいます。
これ以外に、ソーセージやスクランブルエッグなど温かい食事が一品の提供も。
朝食は毎朝外で食べると費用がかさむので、程良い量でリラックスした環境で楽しめる朝食はかなり快適でした。
カクテルタイムと夜の時間帯に提供される食事
夕方のカクテルタイムには軽食が提供されます。
野菜スティック・ハムロール・チーズ・サラダ・デザートなどのフィンガーフードの提供は営業時間終了まで。
夜の6時ころからは夕食として、カクテルフードの他にお肉料理1品とごはんが提供されます。
下の写真3枚は3夜分の夕食です。
レモングラスなどのベトナム風の味付けがされた豚肉です。
とてもおいしくて今でもこの味が恋しいです。
BBQ味の豚肉と豚肉入りのチャーハンです。
味は覚えていないのですが、牛肉のステーキでした。
「え、これだけ?」と思うかもしれません。
確かに種類は少ないですが、ホテル内のレストランで作られているので味には大満足でした!
ラウンジ内で提供されている食事はホテル内にあるレストラン100 Sails Restaurant & Barで作られているようです。
100 Sails Restaurant & Barについては後にお話しします!
提供されている飲み物
ラウンジ内で提供される飲み物は無料で飲み放題です。
ハワイでは有名なKona(コナ) コーヒーも無料で飲むことができます!
紅茶や緑茶、Konaコーヒー以外のカプセルのコーヒーも。
そして、ハワイの生ビール、アメリカの赤・白のワインまでもが飲み放題です!
ハワイの他のホテルのクラブラウンジではアルコールの提供が有料のところもあるので、(私を含め)お酒が好きな方にはとてもうれしいサービス。
ワインはワインサーバーから出てくる珍しいタイプです。
ビールサーバーからビールをうまく注ぐのは結構難しいので、常駐のスタッフの方に頼むと快く引き受けてくれます。
これ以外にも、フルーツジュース・炭酸などのソフトドリンクやボトルのお水も用意されています。
ラウンジの外に持ち出しても特に何も言われなかったので、外出前にボトルのお水を貰いに来たりしていました。
プリンス ワイキキホテル クラブラウンジ利用した感想
ここでは、上記でお話した食事や飲み物以外のクラブラウンジを利用した体験と感想を詳しくお話しします。
プライベートチェックインの流れと感想
プライベートチェックインとは、1階(グラウンドフロア)にあるレセプションでのチェックインではなくクラブラウンジへ案内され、そこでチェックインをするというサービス。
一般のお客さんと一緒にチェックインカウンターに並ぶのではなく、 ラウンジのゆったりした空間でチェックインができます。
冒頭でもお話しましたが、私たちはニュージーランドからハワイに旅行に行きました。
ニュージーランドからハワイの飛行機は、ハワイ時間の午前7時半頃に到着します。
空港からタクシーを利用してホテルに到着後、ホテルの入口で予約の名前を確認されました。
ホテルに入ると男性スタッフが「こちらへ」と、目の前のレセプションはスルーし、5階にクラブラウンジまでエスコートしてくれました。
早朝にも関わらず明るい日本人スタッフの方々にお迎え頂き、そこでチェックイン開始。
ラウンジの利用は到着後すぐから可能なのか、チェックインしている間もクラブラウンジの飲み物や食べ物をおすすめされました。
ホテルのロビーのガヤガヤした忙しい雰囲気のチェックインではなく、コーヒーを飲みながらソファーに座ってのんびりと。
プリンス ワイキキホテルのチェックイン時間は通常午後3時です。
そのため、アーリーチェックインの手配をしていないとお部屋の準備が整うまで通常お部屋を利用することができません。
「部屋はまだ利用できないのだろうな。。。」と思っていたら、なんと「お部屋に入れますよ」と。
行きの飛行機で全然寝れなかった私たち(特にトニ夫)にとっては本当にありがたい待遇でした。
【補足】
プライベートチェックインは到着日に受けることができるサービスです。
私たちは事前にクラブルームを予約していたので、スムーズにこのサービスを受けることができました。
しかし、クラブラウンジ利用料金を別途支払ってラウンジを利用される方はホテルに到着してチェックインの時にラウンジの利用を申し出られると思うので、到着日当日のプライベートチェックインのサービスはご利用頂けないかもしれません。
悪天候でラウンジが閉鎖したためホテルのレストランを無料で利用できちゃいました
実は、私たちが滞在している最中ハリケーン(日本でいう台風)オリビアがハワイ沖に接近していました。
強風などの理由で、残念ながら屋外にあるプールやラウンジエリアは閉鎖。
クラブラウンジが使えない日が出発日を含めると3日間ありました。
ということは、ラウンジで提供される飲み物や食べ物は全く利用できないということです。
すると、ラウンジのスタッフの方から「ホテルのレストランで朝食と夕食を無料で利用できます」と説明がありました。
上記でも少し触れましたが、プリンス ワイキキの中には、100 Sails Restaurant & Barというレストランがあります。
なんと、このレストランで無料で朝食と夕食をとることができるとのこと!
このレストランではビュッフェとアラカルト(単品)メニューがありますが、ラウンジの代わりに利用できるのはビュッフェでした。
このビュッフェにはシーフードの含まれているため、実は「このレストランに行きたいなー」と思っていたのでとても得した気分。
100 Sails Restaurant & Barの夕食
100 Sails Restaurant & Barの夕食のビュッフェは、握り寿司・ムール貝・カニ・カキフライ・ガーリックシュリンプなどのシーフードをはじめ、お肉料理・野菜・デザートも豊富です。
これらが全部食べ放題なんです!
シェフがその場で手巻き寿司を作ってくれるサービスも。
このディナービュッフェを通常料金で利用すると大人1人US$59(日本円で約6,400円です)かかります。
それに加えて、一番安いお酒ではありましたがアルコールも無料!
このレストランで2夜も食事ができたので、ニュージーランドではほとんど食べられないカニをたくさん食べてきました。
100 Sails Restaurant & Barの朝食
朝食もビュッフェ形式。
日系のホテルなので、納豆・漬物・味噌汁などの和食の提供もあります。
韓国から来るお客さんも多いのか、キムチもありました。
洋食のあたたかい食事も多くの種類が用意されています。
ニュージーランドから行った私としては納豆がうれしかったので、朝食には必ず納豆を食べていました。
ハリケーンが接近したのは思わぬ災難でしたが、ラウンジの食事より全然豪華なので本当に得した気分です。
クラブラウンジを利用した全体的な感想
今回の旅行はリラックスすることがメインだったので、ラウンジのあるプリンス ワイキキホテルを選んだのは正解でした。
私たちはツアーには全く参加せずに昼間はその辺をブラブラ、お昼は外で食べて、晩ごはんを食べにレストランに行ったのは100 Sails Restaurant & Barを除くと1度だけです。
パートナーのトニ夫は、ラウンジでのサービスの良さ・便利さがとても気に入ったようです。
トニ夫は「ラウンジがあるから、またここに泊まっていもいい」と。
ラウンジに行けば無料の食べ物や飲み物が目の前にあるので、わざわざお金を使って外食する必要性があまり感じられませんでした。
レストランなどに行くと周りが騒がしかったり、かしこまったりしてゆっくりしたりリラックスできないことがありますよね?
クラブラウンジだとそれほど混んでおらず、お金・時間・ホテルへの帰路のことを気にせずにゆっくりできます。(時期や時間帯によっては混んでいることもあるようです)
ただ、今回はハリケーンの影響で100 Sails Restaurant & Barを無料で利用できたので、もし滞在中ずっとクラブラウンジの食事だけだったら私たちも飽きていたかも。。。
「ツアーにたくさん参加したい」「行きたいレストランがたくさんある」という旅行を計画されているのであれば、クラブラウンジのようなサービスの利用は必要ないのかもしれません。
無料の飲み物・食べ物が含まれているとはいえ、正直、クラブルームの宿泊料金はあまり安くありません。
以前クラブラウンジはクラブルーム宿泊客のみが利用できました。
しかし、現在は別料金を支払うことによって、どのお部屋の宿泊客でもクラブラウンジの利用が可能。
高い料金を払ってクラブルームに宿泊する必要はないので、もっと費用を抑えて宿泊できるのであれば、またプリンス ワイキキホテルのクラブラウンジを利用したいです。
【まとめ】プリンス ワイキキホテルのクラブラウンジについて
- プリンス ワイキキホテルのクラブラウンジはクラブルーム宿泊客は無料で利用可能
- クラブラウンジ利用料金を別途払うと、クラブルーム宿泊客以外もラウンジ利用可能
- ラウンジでは朝食・夕食にあたたかい料理が提供され、軽食は随時利用可能
- クラブラウンジでは食事・飲み物がすべて無料
- チェックイン時はラウンジに案内され、ゆったりとプライベートチェックインができる
- 万が一悪天候でラウンジが閉鎖された場合は、ホテルのレストランを無料で利用できる
以上、プリンス ワイキキホテルのクラブラウンジについてお話ししました。
少しでもクラブラウンジの雰囲気が伝わりましたでしょうか?
プリンス ワイキキのクラブルームに関しては、宿泊にかかった費用などもお話ししているので、こちらの記事を参考にしてくださいね。