ニュージーランドで有名なお酒 – ワインの種類、産地、合う食べ物

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ニュージーランド 白ワイン 赤ワイン

ニュージーランドといえば、ワインで有名です。

ニュージーランドに旅行や留学などで来られる方は、ぜひニュージーランドのワインを試してほしいです。

しかし、一概にワインと言えどたくさん種類があってどれが良いかわからないと思います。

この記事では、ニュージーランドで有名なワイン種類、産地、またそのワインに合う食べ物についてお話ししたいと思います。

ニュージーランドで有名なワインの種類と産地

ニュージーランド国内のいろいろな地域でワインが作られています。

ニュージーランドは白ワインの方が、赤ワインよりも生産量が多いです。

ニュージーランドでは色々なスタイルのワインが作られていますので、同じ種類のワインでも味や香りは違います。

もし、お土産などで購入されるときは可能であればテイスティングしてからの方がいいと思います。

ちなみに、ニュージーランドのワインは栓にコルクはあまり使われていません。

スクリュートップというのですが、キャップの部分はアルミ素材が使われていて回して開けるタイプが使用されています。

以下からは、ニュージーランドの白・赤ワインの種類、多く作られている産地を紹介します。

New Zealand Wine というウェブサイトを参考にしてこの記事を書きました。

ワインの風味や合う食べ物は、ワインの産地や製造者によって異なる場合がありますので、参考程度にご覧ください。

ニュージーランド 白ワイン

ニュージーランド 白ワイン

ソーヴィ二ヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)

きりっとした酸味のあるフルーティーな味。パッションフルーツなどのトロピカルフルーツや、カプシカム(パプリカ)や、グースベリーなどの影響を受けています。

ソーヴィ二ヨン・ブランは、ニュージーランドで作られているワインの7割を占めます。

多く作られている産地:マールボロ(南島)

合う食べ物:

シーフード・貝類・白身魚、鶏肉にも合うほかサラダなどにも合います。

シャルドネ(Chardonnay)

ニュージーランドで作られているシャルドネのスタイルは幅広く、味は産地やスタイルによって異なります。

多く作られている産地:

  • マールボロ(南島)
  • ホークスベイ(北島)
  • ギズボーン(北島)

合う食べ物:

ホタテやロブスターなどのシーフード

鶏肉、子牛肉、ウサギの肉、七面鳥

その他、クリームソースや濃厚な味の料理にも合います。

ピノ・グリ(Pinot Gris)

ピノ・グリは、アロマティックワインでフルーツの香りがする、少し甘めのワインです。りんご、なし、スパイスや熟した桃やアプリコットなどの香りがします。

ニュージーランドのピノ・グリも色々なスタイルで作られており、軽めのフルーティーな物から、濃厚な味わいのピノ・グリも作られています。

多く作られている産地:

  • マールボロ(南島)
  • ホークスベイ(北島)
  • ギズボーン(北島)
  • セントラル・オタゴ(南島)

合う食べ物:

シーフード、豚肉、鶏肉、七面鳥など。

リースリング(Riesling)

ニュージーランドのリースリングは辛口から甘めの物があります。リースリングもアロマティックワインで、りんごや柑橘系の香りや、はちみつの香りがするものもあります。

多く作られている産地:

  • マールボロ(南島)
  • カンタベリー(南島)

合う食べ物:

シーフード、鶏肉、甘辛い味のタイ料理、インド料理やアジア料理、また天ぷらにも合うようです。

ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)

ゲヴュルツトラミネールもアロマティックワインで、香りはワインのスタイルにより様々です。バラの花びら、ライチ、シナモン、しょうがの香り等が通常使用されます。

多く作られている産地:

  • マールボロ(南島)
  • ギズボーン(北島)
  • ホークスベイ(北島)

合う食べ物:

シーフード、鶏肉、ハーブが効いている料理に合います。

スパークリング(Sparkling)

ニュージーランドのスパークリングワインは主にマールボロで作られています。マールボロのスパークリングワインは、自然な酸味が特徴です。

ホークスベイやギズボーンはコクのあるスパークリングワインはが作られています。

多く作られている産地:

  • マールボロ(南島)

合う食べ物:

スパークリングワインは通常、フィンガーフードなどの前菜と一緒に提供されます。

ロブスターや牡蠣などのシーフード、生ハム、鶏肉等に合います。

ニュージーランド 赤ワイン

ニュージーランド 赤ワイン

ピノ・ノアール(Pinot Noir)

ピノ・ノアールは、ニュージーランドで作られている赤ワインの大半を占めます。

また、作られているそのスタイルは産地により様々でたくさんのスタイルがあります。

しかし、他のカベルネ・ソーヴィ二ヨンなどの赤ワインと比べると渋みは少ないです。

コクや重みやスタイルにより異なります。

多く作られている産地:

  • マールボロ(南島)
  • セントラル・オタゴ(南島)

合う食べ物:

七面鳥やカモ肉、サーモン、豚肉、子牛の肉、ラム肉、鹿肉等。

メルロー&カベルネ・ソーヴィ二ヨン(Merlot & Cabernet Sauvignon Blends)

ニュージーランドでは、メルロー&カベルネ・ソーヴィ二ヨンのブレンドワインが1800年代から作られています。

現在、メルロー&カベルネ・ソーヴィ二ヨンは主にホークスベイで作られています。

メルローも、カベルネ・ソーヴィ二ヨン渋みが強めのワインなのでフルボディのコクのあるワインです。

メルロー&カベルネ・ソーヴィ二ヨンのブレンドとして紹介していますが、ブレンドではなく別々のワインとしても売っています。

多く作られている産地:

  • ホークスベイ(北島)

合う食べ物:

赤みの肉、味の強いチーズ

シラー(Syrah)

ニュージーランドのホークスベイで、ほとんどのシラーのワインが作られています。

ホークスベイでは、渋みと香りが強く、ベリー類、プラム、スミレ、唐辛子等のスパイスの効いたシラーが作られています。

シラーは、シラーズ(Shiraz)と同じブドウで、オーストラリアではシラーズという名前が好まれます。

多く作られている産地:

  • ホークスベイ(北島)

合う食べ物:

カモ肉、牛肉、牛肉とトマトソースを使った料理ーミートソースパスタやピザなど。

その他のワイン

ニュージーランド ロゼワイン

ロゼ(Rose)

ニュージーランドでは、ロゼワインも作られています。

ロゼワンは色々な種類のブドウで作られるので、産地も様々です。

ブドウやスタイルにより味も大幅に異なりますが、基本は軽めで少し甘みがあり、フルーティーで飲みやすいものが多いです。

ニュージーランドでは、冷たく冷やして夏に飲まれます。

多く作られている産地:

  • マールボロ(南島)
  • セントラル・オタゴ(南島)
  • ホークスベイ(北島)

合う食べ物:

鶏肉、牡蠣などの貝類、スパイスの効いたアジア料理、日本食、チーズなどに合います。

以上、ニュージーランドで作られている主なワイン、産地、合う食べ物についてお話ししました。

明日の記事では、レストランでのワインの注文の仕方についてお話しします。

ニュージーランドでワインを購入、また飲める場所についての記事はこちら。

ニュージーランドでお酒を購入できる時間・場所は限られています。日本のように24時間アルコール販売しているコンビニ、自販機などはありません。ニュージーランドでスーパーや酒屋でお酒を購入できますが、身分証明書も提示を求められることがあります。

それでは。