ニュージーランド旅行で注意が必要な事、治安や安全、犯罪率と防犯策

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ニュージーランド治安

旅行先の治安が海外旅行に行かれる際に気になることの1つだと思います。

日本はとても安全な国です。

ニュージーランドは日本ほどではないですが比較的安全と言える国です。

今回の記事では、ニュージーランドの治安、また安全面についてお話しさせて頂きます。

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ニュージーランドの治安について

ニュージーランドの犯罪発生率

冒頭でもお話ししましたが、ニュージーランドは日本ほどではありませんが比較的安全な国です。

しかし、外務省の海外安全ホームページによりますと、犯罪の発生率は日本の約8.6倍だそうです(2014年時点)。

犯罪のタイプは、飲酒に絡む暴行や傷害,置引きや車上狙い,空き巣等の窃盗事件が全体の多数を占めるようです。

また、性犯罪の発生率は日本と比べるととても高いようです。

こう聞くと、ニュージーランドは危険と感じるかもしれません。

しかし、人気の少ない場所や時間をさけることでトラブルに巻き込まれる最大限防ぐことができます。

以下、犯罪のタイプ別で出来るだけトラブル避けるため気を付けたい事を私の経験を含めてお話しします。

犯罪タイプ別の防犯対策-気を付けたい事

以下でお話しするのはあくまで対策で、これで犯罪を完全に防げるというわけではありません。

海外では、夜道の一人歩き、昼間でも人通りの少ないところを避けて歩きましょう。

また、現金などの貴重品などは必要最小限のみ持ち歩きましょう。

海外では身の回りの危険やトラブルを一早く察知して、出来るだけ関わらないようにしましょう。

飲酒に絡む暴行や傷害

お酒に係るトラブルはやはり夜間に多いです。

特に、パブ、バー、ナイトクラブの中ではたまに暴力沙汰などもあります。

もちろんすべての場所でそのようなことが起こるわけではないです。

もし、お酒を飲む場所に出かけるのであれば警備員が入口にいるようなところや、入口で身分証明書をきちんと確認するところの方が比較的安全であると言えます。(一概には言えませんが)

話が少しずれますが、もしどうしてもお酒を飲みに行きたいときは、ホテルのバーや若しくはカジノが比較的安全なのでおすすめです。

お酒を飲むところの出入り口あたりにもお酒に酔っている人がたくさんいる場合があります。

特に、その場所に用がないのなら出来るだけ避けて通った方がいいです。

あとは、週末の深夜の街中などは酔った人たちがたくさん歩いています。

まず、深夜に出歩くことはできるだけ避けた方がいいと思いますが、どうしても外出する場合は明るく人通りの多い道を歩きましょう。

私は、基本暗くなったら外はできるだけ1人で歩かないようにしています。

特に夜10時以降は街中など本当に明るいところでない限り外は歩かないようにしています。

置き引きや車上狙い

皆さん海外に行かれる際はそれなりに用心されると思いますので、改めて説明する必要もないですが一応説明します。

公共の場で貴重品が入ったカバンなどをおいて離れるという事はされないと思いますが、もちろんされない様気を付けてください。

また、目の届かない所に貴重品などを置くなどもしないようにしましょう。例えば、足元や棚の上などです。

まれに、持ち主がすぐそばにいるのに荷物を持ち去る悪い人もいます。

車上狙いは、車に乗られないのであれば大丈夫だと思いますが、もし、レンタルカーなどで旅をされる場合はどんなに短時間でもきちんと窓を閉めて施錠しましょう。

また、バッグやその他の貴重品は車内に残さず必ず持ち歩きましょう。これは、ツアーのバスや車の場合も同じです。

たとえ、何も入っていないカバンや箱でも何か入っていると思われて車上荒らしに遭う事もあります。

どうしても、カバンなどを置いていかなくてはならないときは外から見えない場所などに隠してください。

空き巣等の窃盗事件

コンドミニアム、バックパッカー、アパートメント等に泊まる方は必ず外出時、就寝時は施錠しましょう。

また、ホテルなどでも外出される際は貴重品はできるだけホテルの貸金庫に入れるようにしてください。

ニュージーランドは、小さいお店やマーケット以外はクレジットカードが使用できます。

なので現金はあまり持ち歩く必要はないです。

また、クレジットカードの窃盗・紛失などが心配な方はクレジットカードの最大利用額を低めに設定したクレジットカードを持ち歩くなどして万が一紛失や窃盗されてしまった場合の被害を最小限に抑えられます。

性犯罪

これは、あたりまえの事かもしれませんが、日夜を問わず人気のないところ、暗いところは避けましょう。

また、日夜問わず知らない人にはついていかないこと。

せっかく外国にいるのでいろんな人と話すことも楽しみの1つですが、もし1人でいるのであれば出来る限り避けた方がいいと思います。

もし、どうしても知らない人と合い席して飲食をする場合は、出来るだけ自分の飲み物、食べ物から目を離さないようにしましょう。

飲み物や食べ物に薬物を含まれることもあります。

食べ物は席を離れる前に食べ切る。飲み物も飲み切るか、必ず持ち歩いて目を離さない。

また、知らない人に与えられた食べ物、飲み物は口にしないことが大事です。

その他の注意点

以下は、おそらくニュージーランドだからというわけでは、日本でも同じことが言えるのではないかと思います。

公園

日夜を問わず、人気の少ない公園は避けた方がいいと思います。

特に茂みの多いところなどです。

人がたくさん通るところは比較的安全だと思いますが、あまり人が来ない場所はできるだけ避けましょう。

お手洗い

外にある公衆トイレや、その他人気少ないところにあるお手洗いはそこまで危険ではないですが、可能であれば避けた方がいいでしょう。

どうしても使用しなくてはいけない場合は、家族や友達など知っている人に近くにいてもらいましょう。

駐車場

用がなければ行くことがないと思いますが、人気のない駐車場に行くときはできるだけ1人ではいかない方がいいと思います。

銃の所持

ニュージーランドでは、ライセンスを持っている人は銃の所持が認められています。

しかし、これは猟に使用するライフルやショットガンなどです。(これは日本でも同じなのではないでしょうか?)

ピストルなども所持することが可能のようですが、所持するにあたって特別な許可が必要です。

なので、アメリカの様に銃を使った犯罪などに巻き込まれることはよほど運が悪くない限りありません。

ヒッチハイク

ヒッチハイクはどこの国でも運が良くヒッチハイクで色々なところに行けた人がいます。

しかし、たった一人危険な人に会ってしまっただけで旅を中断しざるを得ない事態になることもあります。

なので、ヒッチハイクは絶対にお勧めしません。

ニュージーランドの治安-私の経験

今まで、オーストラリア、ニュージーランドと海外に13年間住んでいますが、今まで一度も大きな犯罪トラブルには巻き込まれたことはありません。

それはやはりここは海外、日本とは違うという意識で生活しているからだと思います。

ニュージーランドは確かに、日本よりは犯罪率が多いかもしれません。

しかし、正直、観光地や人がたくさん集まる場所や街中などは海外にいることを忘れずに普通に過ごしていれば問題ありません。

怪しいところや人気のないところ、暗いところには近づかない、夜は出歩かないのが最大の防犯だと思います。

先日、日本に帰る際に飛行機の中で一緒になった一人旅で100カ国を目指している女性が言っていたのは、

安全に一人旅をするには知らない人についていかない、夜は出歩かないに限ると言っていました。

その女性は、夜ご飯は暗くなる前に済まして、あとはホテルの部屋で晩酌するのだそうです。

万が一トラブル、事件などに巻き込まれた場合

万が一トラブルや、事件などに巻き込まれてしまった場合は、直ぐに警察や近くの人に助けを求めましょう。

ホテルやお店が近い場合はそういった所に駆け込んで助けを呼んでください。

ニュージーランド警察・救急車・消防の電話番号は”111”です。

また、以下は外務省の海外安全ホームページから抜粋した、在ニュージーランド日本大使館、領事館の連絡先です。

● 緊急時の連絡先

◎緊急通報センター(警察・救急車・消防共通):電話111

在ニュージーランド日本国大使館  (市外局番04)473-1540
国外からは (国番号64)-4-473-1540
在クライストチャーチ領事事務所  (市外局番03)366-5680
国外からは (国番号64)-3-366-5680
在オークランド日本国総領事館  (市外局番09)303-4106
国外からは (国番号64)-9-303-4106

出典: 外務省の海外安全ホームページ

万が一のために、これらの番号を控えておいてもいいかもしれません。

まとめ

  • ニュージーランドは日本と比べると犯罪発生率が高い。
  • ニュージーランドでは、飲酒に絡む暴行や傷害,置引きや車上狙い,空き巣等の窃盗の割合が高く、また性犯罪も発生している。
  • ニュージーランド警察・救急車・消防の電話番号は”111”。
  • ニュージーランドは、日本に比べると治安は良くないかもしれないが、人気の少ないところや暗がりを避ければある程度の危険は避けることができる。

以上、ニュージーランドへ旅行に来られる際に気になるニュージーランドの治安についてお話ししました。

それでは。

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