皆さん、こんばんは!
今日は金曜日なので、海外生活エッセイの日です。
色々と思う事があるのですがテーマが自由すぎて、またもや何を書きたいかがまとまらないです・・・
そこで、今日のテーマは、”海外生活に慣れる”という事について書いていきたいと思います。
私はオーストラリアとニュージーランドでたくさんの日本人に会いました。
ワーホリをしていたころは、海外生活になじめずに日本に帰って行った人も何人か見ましたし、ホームシックに罹っている人もいました。
住み慣れた日本を離れて、文化や習慣、そして言葉も違う土地に住み始めるという事は誰でも簡単にできることではありません。
日本に帰りたいと思ったり、海外生活にいつまでたってもなじめないと思う方々も少なくないかと思います。
海外生活に慣れるまでの時間は人それぞれです。
しかし、海外生活に出来るだけ早く慣れるために出来ることはいくつかあるのではないかと思います。
海外生活に慣れるには生活の中に習慣を作ることが大事だと思います。それは、私が海外生活に慣れていく過程で実感したことです。
今までオーストラリア国内、ニュージーランド国内で何度か引越し・転職をしましたが、習慣が出来ることにはすっかりその新しい生活に慣れていました。
海外生活に慣れるまで
私は、初めての海外でオーストラリアのケアンズへワーホリに行きました。
それは約14年前の事です。
当時はまだ若く、勢いもあり、順応性が今よりも高かったので色々な初めてのことに対応できました。
ワーホリでケアンズに到着して最初の4週間はホームステイでケアンズのローカルお家にお世話になりました。
会ったばかりの人の家に1か月近くも住むなんていう経験はそれまでしたことはありませんでした。
ホストファミリーはとてもいい人達で、また、お家は語学学校からちょっと遠かったですが、広くて綺麗なお家でした。
自分では何とかうまくやっていると思っていたのですが、1週間後お家にある体重計に乗ったら日本にいた時の体重から5キロも減っていたのです。。
ホームステイ先では、朝食・夕食はホストファミリーが作ってくれて、いつも一緒に取りました。
また、ホームステイ先ではお酒は一切飲みませんでした。
おそらく、食べたいときに食べたいものを食べられない、飲みたいときに飲みたいものを飲めない、という事で摂取カロリーが抑えられたのと、環境が変わったストレス、また、日本とは違う生活パターンが原因で体重が減ったのだと思われます。
5キロ減った自分の体重を見て、海外で生活するという決断が大きい物だったのだとも気づかされました。
ホームステイをしている間は平日は語学学校に通っていましたが、まだ旅行感覚が残ったままでした。
ホームステイでの4週間の滞在が終わった後は、ケアンズの街中に近いシェアハウスに住み始めました。
また、それとほぼ同時期にナイトマーケットというお土産屋さんが集まるところでアルバイトを始めました。
シェアハウスで自炊を始めたこと、ケアンズで仕事を見つけて働き出したことで生活にリズムができ、だんだん海外生活に慣れてきたと思えるようになりました。
また、少ないけども海外で自分でお金を稼いでいるという事は自信にもつながり、また、ケアンズに長く住んでいる日本人の人達の仲間入りをした気分にもなりました。
ケアンズに到着当初はこのような感じでしたが、お土産屋さんのアルバイトの後にケアンズの日系旅行会社でツアーガイドとして働き始めた頃には完全に海外生活に慣れていました。
海外生活に慣れるために出来ること
習慣を作る
海外生活に慣れるには、なんでもいいので習慣を作ることが大切だと思います。
例えば、散歩をする、買い物に出かける、お茶をするなどの外に出る習慣を作ります。
また、語学学校に通うのも毎日の習慣ですし、仕事をするのも習慣です。
特に仕事をすると、海外でもお金を稼げているという自信や、職場に必要とされているという自信がつきます。
習慣ができると、そこに行くこと生活の一部となり、当たり前になります。
そうすると、かなり海外生活に慣れてきた証拠です。
もし仕事を見つけるのが難しければボランティアワークでもいいので、定期的に行う事ができる活動を見つけましょう。
仲間を見つける
可能であれば、同じ目標を持った仲間を見つけましょう。
日本人でも、現地の人でも気が合えば誰でもいいです。
私の場合もワーホリの事に一緒に遊んでいた友達はほとんど日本人です。語学学校で知り合った友達や、同じ留学エージェントの友達などです。
最初は同じように慣れない環境に慣れようと頑張っている仲間と一緒に支え合っていったらいいと思います。
海外に着いたばかりで最初から現地の人達に無理に混ざっていく必要はないと思います。
まずは、食べ物、飲み物やその他の環境に慣れて生活をある程度習慣化させてからでも全然遅くありません。
環境の変化は自分では気づいてなくても精神的に負担がかかっているはずです。
まずは、海外生活に慣れることが優先です。
その他、同じ趣味を持つ人達のグループやサークルに入ったり、飲み仲間を見つけて飲みに行くのも海外生活になれる一つの手段です。
言葉の壁を感じるようであれば、話さなくても大丈夫な社交ダンス等がおすすめです。
私は昔サルサダンスを習っていました。踊っていると他の事を忘られるのでいいストレス解消にもなりました。
最後に
海外生活に馴染むまでの時間は人それぞれです。
日本ですごく楽しい、いい生活をしていた場合はその思い出と比べてしまい、海外生活に慣れるまで時間がかかってしまうかもしれません。
生活環境が変わるという事はストレスです。日本国内でもストレスなのに、海外に出るとなればなおさらです。
もし疲れたら、同じ環境にいる仲間と悩みを語り合いましょう。
それが難しければ、日本の家族、友達に励ましてもらいましょう。
そうして、無理せず少しずつ習慣を増やしていきましょう。
そうこう生活しているうちに海外にいることも忘れるほど海外生活に慣れてくるはずです。
それでは。