【閲覧注意】ニュージーランド喫煙規制 全面禁煙運動・たばこパッケージ

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ニュージーランドの喫煙事情は年々厳しくなって来ています。

日本ではまだレストラン等の室内でも喫煙が可能ですが、ニュージーランドは喫煙可能な場所が限られています。

この記事では、ニュージーランドの喫煙事情についてお話しします。

こちら関連記事も参考にしてください。

日本でもたばこの値段が増税により上がっていますが、ニュージーランドのたばこはさらに高価です。たばこの値段は日本の約4倍から5倍ほどです。また、ニュージーランドに免税で持ち込めるたばこの量は、50本までとかなり厳しくなっています。
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Smokefree2025プロジェクト

ニュージーランドの法律で喫煙が認められている年齢は18歳からです。

ニュージーランドの現在の喫煙率は15%です。

ちなみに、日本の2015年の喫煙率は19.9%だそうです。

ニュージーランド政府は、Smokefree2025というプロジェクトのもと、2025年までにNZの喫煙率を5%以下にしようと活動しております。

この動きは2010年ころ始まりました。

その頃、ニュージーランド全体の喫煙率は下がりつつあるものの、マオリ族、またパシフィック系の人々の喫煙率は上昇していました。

特にマオリの女性の肺がん率は世界でも一番高かったという事です。

また、受動喫煙問題も重要視されています。

喫煙場所の制限

具体的に喫煙率を下げるために何を行っているかといいますと、その一つは喫煙できる場所の制限です。

ニュージーランドの公共の建物の中は禁煙です。

これはレストランやパブなども含みます。

喫煙したい人は、屋外の喫煙できるエリアが外に設けられている場合そこで喫煙することができますが、ない場合は建物の外で喫煙する必要があります。

ちなみにオーストラリアでは、建物の入り口や食事を提供している場所から4メートル以内は禁煙エリアになっています。

もちろん、ホテルなどには日本のように喫煙ルームはありません。

また、日本のように建物内に喫煙所は設けられていません。

これは、日本で喫煙習慣がある人にとってはとても喫煙しづらい環境かと思います。

禁煙サポート

ニュージーランドでは、禁煙するためのカウンセリングを無料で受けることもできます(対象者条件付き)。

電話等での禁煙サポートは毎日24時間受けることができます。

電話以外にも、携帯メール、Eメールまたオンラインでも禁煙サポートを受けることができるようです。

禁煙のためのニコチンパッチや禁煙ガムは$5で提供されています。

たばこ広告の制限

ニュージーランドでは、たばこの販売を促進するようなCMはテレビでは流れていません。

その逆で、たばこは害だという事を謳うCMは流れています。

また、たばこの自動販売機などももちろんありません。

お店においてあるたばこは、未成年者の喫煙を防ぐ目的も込め、お客さんの目につかないように隠されています。

そして、たばこのパッケージには喫煙者がたばこをやめたくなるような、たばこの害による内臓の病気などのグロテスクな写真が使われています。

【以下、閲覧注意】

ニュージーランドたばこパッケージ写真

ニュージーランドたばこパッケージ写真(前)

ニュージーランド たばこパッケージ前

パッケージ前の写真はあまりグロテスクではありませんが。。。

ニュージーランドたばこパッケージ写真(後ろ)

ニュージーランド たばこパッケージ後ろ

パッケージの後ろの写真はグロテスクです。

これは、喫煙は動脈を詰まらせることがあるという警告を示す写真です。

喫煙しないニュージーランドの国民の一部は喫煙者をよく思わない人もいるようです。

私の知り合いのニュージーランド人は、車を運転中にたばこを吸っていて、信号待ちのところで他の車を運転している人に罵声を浴びせられたと言っていました。

このように、ニュージーランドでは喫煙者はとても肩身の狭い思いをしているようです。

そんなニュージーランドも、数十年前までは会社のデスクでもどこでも喫煙が可能だったようです。

もし禁煙を考えられている方はこちらの本を参考にしてみてください。

この記事ではニュージーランドの禁煙運動、たばこのパッケージ写真についてお話ししました。

気になるNZのたばこの値段、免税範囲内でのNZへの持ち込みの規制についてはこちらの記事をどうぞ。

日本でもたばこの値段が増税により上がっていますが、ニュージーランドのたばこはさらに高価です。たばこの値段は日本の約4倍から5倍ほどです。また、ニュージーランドに免税で持ち込めるたばこの量は、50本までとかなり厳しくなっています。

それでは。

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