今日はニュージーランドで実際の起こった出来事をお話しします。
ニュージーランドのホビトンがある町、マタマタでいなくなった猫、ミリーが6カ月後に無事見つかったという話です。
これだけ聞くと、なんだ迷い猫が見つかった話かと思うかもしれませんが、
なんと、そのミリーが見つかった場所はマタマタから300キロメートルも離れたスタトフォードというタラナキ地域の町でした。
そのミリーが300キロメートルも離れた場所で見つかった経緯をお話しします。
今回の記事は、以下のニュージーランドのニュース記事を参考にしました。
Matamata pussycat missing for six months found in Taranaki | Stuff.co.nz
ミリーはなぜ300キロも離れた町で見つかったのか?
ミリーがいなくなったのは、2017年8月頃でした。
マタマタにあるお家に住んでいたミリーですが、そこから急に姿を消しました。
そして、その6カ月後、タラナキで見つかり無事マタマタへ帰ることができました。
下の地図で見たいただければわかりますが、約300キロ、車で4時間程の距離です。
では、なぜミリーは300キロも離れた町で見つかったのでしょうか?
ミリーはなんと、マタマタで家具を運ぶためのトラックに間違って乗ってしまいそのままタラナキへとヒッチハイクしてしまったという事なのです。
タラナキに着いたときに、トラックの運転手さんが荷台を開けたところミリーが飛び出して来てそのままいなくなってしまったようです。
その数日後、ある農場でミリーが他のニワトリ達とニワトリの餌を食べているところを発見されました。
その農場の家族はそのままミリーを保護し、家族と迎え入れて過ごしていました。
その約6か月後、ミリーは予防注射のためにタラナキの獣医さんに行きました。
そこで、獣医さんがミリーにマイクロチップが着いていることを発見しました。
マイクロチップには、通常飼い主の情報が登録されています。
マイクロチップをスキャンしたところ、ミリーの本当の住所はマタマタであることが分かりました。
その後、獣医さんはミリーのマタマタの家族に連絡を取りました。
そして、ミリーは半年間のホリデーの後無事にマタマタに帰ることができたのです。
今回の出来事が解決されたのは、ミリーにマイクロチップが付いていたおかげです。
ニュージーランドの動物保護団体、SPCAで里子として引き取る猫たちにはマイクロチップがつけられています。
失踪して保護された時など、万一の時にとても役に立ちます。
以上、今回はニュージーランドの猫にまつわるニュースを紹介しました。
それでは。