IELTSは、ニュージーランド、オーストラリアなどで使用される英語能力検定試験です。
IELTSのスコアは、大学入学の必要英語能力基準また、永住権・就労ビザ等の申請に使用されます。
この記事では、ニュージーランドでIELTS試験を受験するにあたっての受験料、変更、キャンセルについてお話しします。
IELTS試験の費用
ニュージーランドでIELTS試験を受けるためには、試験料金を払う必要があります。
私が受験した、2017年11月時の試験料金とその他の費用は以下の通りです。
| 費用名目 | 費用 |
|---|---|
| 受験料 | NZ 385ドル |
| 再採点 | NZ 230ドル |
| キャンセル、または変更 | NZ 85ドル* |
| 試験結果の追加コピー（１枚につき） | NZ 20ドル** |
受験料
受験料は文字通り試験を受験するためにかかる料金です。
IELTS試験の申し込みはオンラインなので、受験料の支払はクレジットカードでの支払いになります。
また、IELTS試験をどこの教育機関を通して受けるかにより、クレジットカード以外でも支払いができる場合もあります。
私が受験したワイカト大学は、小切手での支払いも受けているようです。
詳しい詳細は受験する教育機関にお問い合わせください。
また、申し込みをした際に選んだ試験会場（教育機関）を、IELTSではテストセンターという言葉で呼んでいます。
再採点
再採点は、試験結果に不服な場合に再度採点を依頼するための料金です。
これも、条件があるようなのでテストセンターにご確認ください。
キャンセル、変更
キャンセル、変更の料金は条件付きです。
詳しくは、同記事の変更、キャンセルの部分をご覧ください。
*キャンセル、または変更の料金の料金はどこの教育機関（テストセンター）を通して IELTS を受験するかにより値段が違うようです。
私が受験したワイカト大学は85ドルですが、他の大学では75ドルのところもありました。
試験結果の追加書類（１枚につき）
試験の申込時に、自分の分の結果１部以外に、どこに試験結果を送付したいかを選択することができます。
これは、大学などへ直接結果を送る場合のみ選択ができるようになっています。
ここで選択した場合は無料なのですが、その後の追加の結果書類を希望する場合は追加で料金がかかる場合があります。
**費用は私が受験したワイカト大学では20ドルでしたが、他の大学では条件付きで無料、または、追加１枚につき10ドルというとこもありました。
変更、キャンセルについて
変更、キャンセルはテストセンターにより、料金、条件が違うようですので、テストセンターへ直接お問い合わせください。
以下は、私が受験したテストセンターの条件を基にお話しします。
変更
IELTS試験日から5週間以上前の変更
IELTSの申し込み後の変更を希望する場合は、IELTS試験日から5週間以上前にテストセンターへ連絡する必要があります。
その際に上記の変更料が発生します。（テストセンターにより料金は異なります。）
IELTS試験日から5週間以内の変更
もし、IELTSの申し込み後、試験日から５週間以内にやむを得ない理由で変更を希望する場合は、上記の変更料を支払うことにより変更することはできます。
しかし、”やむを得ない事情”の基準はテストセンターによって異なります。
通常、やむを得ない事情とは、深刻な体調不良や、身内の不幸等です。
また、変更希望するテストもテストセンターによっては３か月以内のテスト日に変更しなくてはいけないなどの条件があるようです。
やむを得ない事情がなく、試験日の５週間以内に変更をする場合は返金なしのキャンセル扱いとなります。
つまり、返金なしで新たに試験を申し込むことになります。
キャンセル
IELTS試験日から5週間以上前のキャンセル
変更と同様、IELTSの申し込み後のキャンセルを希望する場合は、IELTS試験日から5週間以上前にテストセンターへ連絡する必要があります。
その際に上記のキャンセル料が発生します。（テストセンターにより料金は異なります。）
支払った受験料から、キャンセル料金が引かれた料金が返金されます。
IELTS試験日から5週間以内のキャンセル
こちらも、変更と同様、IELTSの申し込み後、試験日から５週間以内にやむを得ない理由でキャンセルを希望する場合は、上記のキャンセル料を支払うことによりキャンセルすることはできますが、”やむを得ない事情”の基準はテストセンターによって異なります。
やむを得ない事情がなく、試験日の５週間以内のキャンセルをする場合は返金はありません。
以上、IELTSの試験に係る費用、変更、キャンセルについてお話ししました。
お不明な点がある場合は、お気軽にお問い合わせください。
それでは。
